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文法第八練習解答

超速理解漢文法文法第八練習解答

 みなさん、こんにちは。

 

 今回は、超速理解漢文法文法第八の練習問題の答え合わせをします。

練習問題の確認

 まずは練習問題の確認ですね。

 

 問題は、以下の通りでした。

 

練習問題1:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)若汝不行我亦不行。

 

(2)使我率軍国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。

 

(3)雖我中華之王諸国尚有人嘲之。 尚…尚[な]ほ。依然として。

 

(4)縦神実在我国之民蓋不頼。 実…実[まこと]に。本当に。

 

(5)仮王重用我群臣必不服之。 不服之…之を不服とす。

説明:「百戦百勝」は、正式には「百」が回数を表す副詞で、「戦」と「勝」とが動詞。更に「戦」は複文構造の「前文」で、「勝」は「後文」に当たります。従ってひたすら厳密に訓読しようとすれば「百[もも]たび戦はば百たび勝たん。」のようになりますが、まぁここまで開いて訓読する人はまずいません。普通に「百戦百勝」を一語の動詞として扱い、読んだ方がいいです。

 

 

練習問題2:次の書き下し文を、接続詞を含む漢文へと復元してみよう。

(1)苟も晩年我 之を悔いば、我が人生も亦た嗤ふに足る哉。

 

(2)民衆 王を恨むと雖も、王 之を省みざらん。

 

(3)彼をして天下に王たらしめば、国必ず太平を焉[ここ]に得ん。

 

(4)縦ひ汝 我を悪[にく]むとも、我は終身汝を愛せん。

 

(5)仮若[も]し今汝 之を避けば、後世苦難応に愈[いよいよ]増すべし。

語釈:王たり→王。 愈→ますます、の意。

 

 

練習問題3:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)汝若不行我亦不行。

 

(2)我苟率軍国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。

 

(3)我雖中華之王諸国尚有人嘲之。 尚…尚[な]ほ。依然として。

 

(4)神縦実在我国之民蓋不頼。 実…実[まこと]に。本当に。

 

練習問題4:次の書き下し文を、接続詞を含む漢文へと復元してみよう。

(1)晩年我苟も之を悔いば、我が人生も亦た嗤ふに足る哉。

 

(2)民衆 王を恨むと雖も、王 之を省みざらん。

 

(3)彼若し天下に王たらば、国必ず太平を焉[ここ]に得ん。

 

(4)汝縦ひ我を悪[にく]むとも、我は終身汝を愛せん。

 

練習問題5:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1) 王課民重税故民皆恨之也。

 

(2) 女慕此男而男不然。

 

(3) 倭国今已大国矣然国力日衰。

 

(4) 臣知其事而王亦知之。

 

練習問題6:次の書き下し文を、接続詞を含む漢文へと訓読・翻訳してみよう。

(1) 父母 子を疎めども子 之を慕ふ。

 

(2) 王 臣の言を聞かず、是の故に王宮に臣の之に進言する無し。

 

(3) 王 臣の言を聞かず、是を以て王宮に臣の之に進言する無し。

 

(4) 父母 子を疎む、然而れども子 之を慕ふ。

 

練習問題7:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)若汝不行則我亦不行。

 

(2)使我率軍則国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。

 

(3)愚人王於中華則蛮族必相競而侵之矣。

 

(4)仮王重用我則群臣必不服之。 不服之…之を不服とす。
訂正:もともとの問題文が「仮王重用則我群臣…」となっていましたが、正しくは「仮王重用我則群臣…」でした。ここに訂正します。

 

(5)汝若不行則我亦不行。

 

(6)我苟率軍則国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。

 

(7)愚人王於中華則蛮族必相競而侵之矣。

 

練習問題8:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)苟も晩年我 之を悔いば、則ち我が人生も亦た嗤ふに足る哉。

 

(2)民衆 王を恨まば、則ち王 之を省みん。

 

(3)彼をして天下に王たらしめば、則ち国必ず太平を焉[ここ]に得ん。

 

(4)仮若[も]し今汝 之を避けば、則ち後世苦難応に愈[いよいよ]増すべし。

 

(5)民衆 王を恨まば、則ち王 之を省みん。

 

(6)彼若し天下に王たらば、則ち国必ず太平を焉[ここ]に得ん。

 

(7)晩年我苟も之を悔いば、則ち我が人生も亦た嗤ふに足る哉。

 

練習問題9:次の「而」を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1) 嗚呼汝君而不愛其国乎。

 

(2) 王子聡明而明於政。

 

(3) 我討諸国而遂覇天下。 覇天下=覇於天下。

 

(4) 男有才而不信人故衆亦不信此男。

練習問題1・2の答え合わせ

 練習1・2の解答は以下の通りです。

 

 なお、解答では、もともとなかった「、」も、必要に応じて付けるようにしています。

 

 

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練習問題1:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)若汝不行我亦不行。
解答
訓読:若し汝行かずんば、我も亦た行かず。
翻訳:もしお前が行かないなら、私もまた行かない。

 

(2)使我率軍国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。
解答
訓読1:使し我 軍を率ゐば、国軍必ず百戦百勝せん。
訓読2:我をして軍を率ゐしめば、国軍必ず百戦百勝せん。
翻訳1:もし私が軍を率いたならば、国軍は必ず百戦百勝しましょう。
翻訳2:私に軍を率いさせたならば、国軍は必ず百戦百勝しましょう。

解説:漢文では、「率」は「ひき-ゐる」と訓読します。ワ行上一段活用動詞ですね。

 

(3)雖我中華之王諸国尚有人嘲之。 尚…尚[な]ほ。依然として。
解答
訓読:我 中華の王なりと雖も、諸国に尚ほ人の之を嘲る有らん。
翻訳:たとえ私が中華の王であっても、諸国には依然としてこれ[=私]を嘲る人がいよう。

解説:「雖」が文頭にある場合は譲歩「たとえ〜とも」の意で捉えます。人の之を嘲る有らん、の訳は、人でこれを嘲るものがあるだろう、などとしても構いません。この辺の別解は以前学んだ通りです。また、「之」は「我」=「わたし」または「我中華之王」=「私が中華の王であること」のどちらとも解釈できます。

 

(4)縦神実在我国之民蓋不頼。 実…実[まこと]に。本当に。
解答
訓読:縦ひ神実に在るとも、我が国の民蓋し頼らざらん。
翻訳:たとえ神が本当にいたとしても、我が国の民はたぶん頼らないだろう。

解説:漢文的には、「頼」は「たの-む」と読んでもかまいません。

 

(5)仮王重用我群臣必不服之。 不服之…之を不服とす。
解答
訓読:仮に王 我を重用せば、群臣必ず之を不服とせん。
翻訳:仮に王が私を重用したならば、群臣は必ずこれを不服としましょう。

解説:漢文では、「形容詞+之」で「以之為形容詞」の意味を表すことがあります。今回のはそんな例ですね。当サイトでは原則その文法は採用しないのですが、ちょっと便利なので練習問題で使ってしまいました。

 

練習問題2:次の書き下し文を、接続詞を含む漢文へと復元してみよう。

(1)苟も晩年我 之を悔いば、我が人生も亦た嗤ふに足る哉。
解答:苟晩年我悔之、我人生亦足嗤哉。
解説:我人生亦足嗤哉は、私の人生も嗤うに値するなぁ、という意味です。主語-足-他動詞、の構文については、文法第四を思い出しましょう。

 

(2)民衆 王を恨むと雖も、王 之を省みざらん。
解答:雖民衆恨王、王不省之。
別解:雖民衆恨王、王不之省(矣)。
解説:別解は、のちのち習う倒置法ですので、今は気にしなくて結構です。なお、確信の語気を付け足したい場合は、文末に「矣」をつけて、「王不省之矣」などとしてもかまいません。

 

(3)彼をして天下に王たらしめば、国必ず太平を焉[ここ]に得ん。
解答:使彼(為)王於天下、国必得太平焉。
解説:漢文では、「王」の一文字で「王たり」という自動詞になります。「為王」でも「王たり」と読めすので、解答では一応二パターン用意しました。なお、「於」の字はあってもなくても実は正解だったりします。あまりお勧めはできませんけどね、「於」の字を省くのは。主に読み手に負担をかけるという問題で。

 

(4)縦ひ汝 我を悪[にく]むとも、我は終身汝を愛せん。
解答:縦汝悪我、我終身愛汝矣。
解説:決意の語気を含ませたい場合は、文末に「矣」の字をそえても結構ですよ。

 

(5)仮若[も]し今汝 之を避けば、後世苦難応に愈[いよいよ]増すべし。
解答:仮若今汝避之、後世苦難応愈増。
解説:助動詞を含む文では、安易に「矣」とか入れない方がいいかと思います。入れてはいけない可能性がありますので。

 

語釈:王たり→王。 愈→ますます、の意。

練習問題3・4の答え合わせ

 解答は、以下の通りです。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

練習問題3:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)汝若不行我亦不行。
解答
訓読:汝若し行かずんば、我も亦た行かず。
翻訳:お前がもし行かないならば、私もまた行かない。

 

(2)我苟率軍国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。
解答
訓読:我苟も軍を率ゐば、国軍必ず百戦百勝せん。
翻訳:私がもし軍を率いたならば、国軍は必ず百戦百勝しましょう。

 

(3)我雖中華之王諸国尚有人嘲之。 尚…尚[な]ほ。依然として。
解答
訓読:我 中華の王なりと雖も、諸国尚ほ人の之を嘲る有り。
翻訳:私が中華の王であるけれども、諸国には依然としてこれを嘲笑する人がいる。

 

(4)神縦実在我国之民蓋不頼。 実…実[まこと]に。本当に。
解答
訓読:神縦ひ実に在るとも、我が国の民蓋し頼らざらん。
翻訳:神がたとえ本当に存在しても、我が国の民はたぶん頼らないだろう。

 

練習問題4:次の書き下し文を、接続詞を含む漢文へと復元してみよう。

(1)晩年我苟も之を悔いば、我が人生も亦た嗤ふに足る哉。
解答:晩年我苟悔之、我人生亦足嗤哉。

 

(2)民衆 王を恨むと雖も、王 之を省みざらん。
解答:雖民衆恨王、王不省之(矣)。
解説:「不省之」は、「不之省」でも実は正解ですが、それはまだ習っていない倒置法ですので今は気にしなくていいです。また、訓読が「省みざらん」と推量の形になっているので、「雖」は譲歩の意味「たとえ〜とも」にした方が自然かと思います。なので解答では、「雖」の字を文頭に置きました。

 

(3)彼若し天下に王たらば、国必ず太平を焉[ここ]に得ん。
解答:彼若(為)王於天下、国必得太平焉。
解説:王を名詞としたい場合は、動詞「為」を王の前に置きます。王を自動詞とする場合は、「為」の字は要りません。

 

(4)汝縦ひ我を悪[にく]むとも、我は終身汝を愛せん。
解答:汝縦悪我、我終身愛汝(矣)。
解説:「愛す」はサ変なので、未然形は「愛せ」。意志は「未然形+ん」なので、「愛せん」となります。

練習問題5・6の答え合わせ

 解答は、以下の通りです。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

練習問題5:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)王課民重税故民皆恨之也。
解答
訓読:王 民に重税を課す、故に民皆之を恨むなり。
解答:王は民に重税を課す、だから民はみなこれを恨むのだ。

 

(2)女慕此男而男不然。
解答
訓読1:女 此の男を慕ふ、而れども男然らず。
訓読2:女 此の男を慕ふへども、男然らず。
訓読3:女 此の男を慕ふも、男然らず。
翻訳1:女はこの男を慕う、しかし男はそうではない。
翻訳2:女はこの男を慕うけれども、男はそうではない。
翻訳3:女はこの男を慕うものの、男はそうではない。

解答:この文では、「而」は逆接。なので、「而」は「而れども」と訓読可能(而るに、でもいいでしょうね)。ところが日本語的には、「而」の字は「置き字」で読まないものとします。そんなときは、「而」の逆接の意味だけを訓読・翻訳に反映させて、訓読2のように「動詞の已然形+ども」とするか、訓読3のように「動詞の連体形+も」とするかするのが漢文訓読の習慣です。

 

(3)倭国今已大国矣然国力日衰。
解答
訓読:倭国今已に大国なり、然れども国力日に衰ふ。
翻訳:倭国は今はもう大国である、だが国力は日に日に衰える。

解説:「日」は動詞の前に置くと副詞「日に日に」「日ごとに」の意味になります。訓読は「日[ひ]に」。

 

(4)臣知其事而王亦知之。
解答
訓読1:臣は其の事を知り、而して王も亦た之を知る。
訓読2:臣は其の事を知りて、王も亦た之を知る。
翻訳1:臣下はその事を知っており、そして王もまたこれを知っている。
翻訳2:臣下はその事を知っていて、王もまたこれを知っている。

解説:これも、「而」を訓読するか、置き字として読まないかによって書き下し文が変わります。置き字とする場合は、「知りて」のように、「連用形+て」と訓読することが多いです。或いは、「て」もつけずにそのまま「〜知り、王も亦た…」としてもよいでしょう。

 

練習問題6:次の書き下し文を、接続詞を含む漢文へと訓読・翻訳してみよう。

(1)父母 子を疎めども子 之を慕ふ。
解答:父母疎子、而子慕之。

 

(2)王 臣の言を聞かず、是の故に王宮に臣の之に進言する無し。
解答:王聞臣言、是故王宮無臣進言之。

 

(3)王 臣の言を聞かず、是を以て王宮に臣の之に進言する無し。
解答:王不聞臣言、是以王宮無臣進言之。

 

(4)父母 子を疎む、然而れども子 之を慕ふ。
解答:父母疎子、然而子慕之。

 

練習問題7・8の答え合わせ

 解答は、以下の通り。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

練習問題7:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)若汝不行則我亦不行。
解答
訓読:若し汝行かずんば、則ち我も亦た行かず。
翻訳:もしお前が行かないならば、私もまた行かない。

 

(2)使我率軍則国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。
解答
訓読1:我をして軍を率ゐしめば、則ち国軍必ず百戦百勝せん。
訓読2:使し我 軍を率ゐば、則ち国軍必ず百戦百勝せん。
翻訳1:私に軍を率いさせたなら、国軍は必ず百戦百勝しましょう。
翻訳2:もし私が軍を率いたなら、国軍は必ず百戦百勝しましょう。

 

(3)愚人王於中華則蛮族必相競而侵之矣。
解答
訓読:愚人 中華に王たらば、則ち蛮族必ず相競ひて之を侵さん。
翻訳:愚かな人が中華で王となったなら、蛮族は必ず相競って之を侵略するだろう。

 

(4)仮王重用我則群臣必不服之。 不服之…之を不服とす。
解答
訓読:仮に王 我を重用せば、則ち群臣必ず之を不服とせん。
翻訳:仮に王が私を重用したなら、群臣は必ずこれを不服としましょう。

訂正:もともとの問題文が「仮王重用則我群臣…」となっていましたが、正しくは「仮王重用我則群臣…」でした。申し訳ない。

 

(5)汝若不行則我亦不行。
解答
訓読:汝若し行かずんば、則ち我も亦た行かず。
翻訳:お前がもし行かないなら、私もまた行かない。

 

(6)我苟率軍則国軍必百戦百勝矣。百戦百勝…動詞。
解答
訓読:我苟も軍を率ゐば、則ち国軍必ず百戦百勝せん。
翻訳:私がもし軍を率いたなら、国軍は必ず百戦百勝しましょう。

 

(7)愚人王於中華則蛮族必相競而侵之矣。
解答
訓読:愚人 中華に王たらば、則ち蛮族必ず相競ひて之を侵さん。
翻訳:愚かな人が中華で王となったならば、蛮族は必ず相競ってこれを侵略するだろう。

 

練習問題8:次の接続詞を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)苟も晩年我 之を悔いば、則ち我が人生も亦た嗤ふに足る哉。
解答:苟晩年我悔之、則我人生亦足嗤哉。

 

(2)民衆 王を恨まば、則ち王 之を省みん。
解答:民衆恨王、則王省之(矣)。

 

(3)彼をして天下に王たらしめば、則ち国必ず太平を焉[ここ]に得ん。
解答:使彼(為)王於天下、則国必得太平焉。

 

(4)仮若[も]し今汝 之を避けば、則ち後世苦難応に愈[いよいよ]増すべし。
解答:仮若今汝避之、則後世苦難応愈増。

 

(5)民衆 王を恨まば、則ち王 之を省みん。
解答:民衆恨王、則王省之(矣)。

 

(6)彼若し天下に王たらば、則ち国必ず太平を焉[ここ]に得ん。
解答:彼若(為)王於天下、則国必得太平焉。

 

(7)晩年我苟も之を悔いば、則ち我が人生も亦た嗤ふに足る哉。
解答:晩年我苟悔之、則我人生亦足嗤哉。

練習問題9の答え合わせ

 解答は以下の通り

 

練習問題9:次の「而」を含む漢文を、訓読・翻訳してみよう。

(1)嗚呼汝君而不愛其国乎。
解答
訓読:嗚呼、汝君にして其の国を愛せざるか。
翻訳:ああ、お前は君主でありながら自分の国を愛さないのか。

説明:「君」は「君たりて」と読んでもいいかもしれません。なお、「愛」はサ変なので、古典文法に従い、「せず/して/す/する時/すれば/せよ」と活用します。

 

(2)王子聡明而明於政。
解答
訓読:王子聡明にして政[まつりごと]に明るし。
翻訳:王子は聡明で政治に明るい。

説明:「〜に明るい」とは、「〜に精通している、詳しい」の意。逆に「〜に暗い」とは、「〜に疎い、良く知らない」という意味になります。

 

(3)我討諸国而遂覇天下。 覇天下=覇於天下。
解答
訓読:我 諸国を討ちて遂に天下に覇たり。
翻訳:私は諸国を討伐してかくして天下で覇者となった。

説明:「覇」は自動詞として読む時、普通「覇たり」と読みます。

 

(4)男有才而不信人故衆亦不信此男。
解答
訓読:男 才有るも人を信じず、故に衆も亦た此の男を信じず。
翻訳:男は才能が有るが人を信じない、だから民衆も此の男を信じない。

終わりに

 以上にて、漢文の答え合わせは終了。

 

 なんか今回は、問題が重複してるものもちらほらあって申し訳ないです。

 

 ともあれ、今回はこの辺で。それではみなさん、ごきげんよう。

 

 

 

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